はてさて、早めの新幹線で実家に帰りたいので寝ずにいるわけだが、暇つぶしにReasonを弄ったあとにウェブを見てたら面白いものを見つけた。

Outfoxedと題された政治ドキュメンタリー映画なんだけど、未編集フィルムがCCLで配布されているということと相まって、なかなか興味深い。

"Fair & Balanced" などというキャッチフレーズを掲げておきながら、実際には共和党寄りの報道を行うFOX Newsという番組を批評するという内容。ダイジェストっぽいのを軽く見ただけだけど、気にくわない発言に司会者がなりふり構わず"Shut up!"と怒鳴る姿にはお口が塞がらない。

こういった映画というのは、時に、単なる揚げ足取りであったり、ある主張のために映像や音声が本来の意図や真実とは異なった誤解を与えるものへと編集されたりすることもあるけど、未編集フィルムの配布というのは、この映画が主張する真実に、ある種の部分的な裏付けを与えることになるのではないかと思う。つまり、編集で誤魔化したかどうか自分の目で見ろ、と言うことができる。

もちろん、ある監督がある意図の下に製作を行っている以上、この映画が絶対的に公正であるとは限らないわけだけど、綺麗にデコレートされたデパ地下ケーキのごとく放送されるニュースやテレビ番組といった既存のメディアは、視聴者の手の届かないところで完結してしまっているわけで、一方でこういった映像素材を使って一般の人間がメディアに介入できるというのは、凄く画期的であると思う。最近のBlogブームに見られる草の根メディアという発想に通じるものがある。


…DVDが欲しいけど字幕なしの英語版だけだなんだよねぇ。でも、CCLなんだし誰かが勝手に日本語版とか作ったら面白そうだ。

#Outfoxed関してはレッシグ氏のブログに興味深い記事がある。これとかこれ。
#ついでにWired Newsも。これ。

Technorati Tags: Outfoxed

Dirty Vegasの「Dirty Vegas」(ファーストアルバムのほう)を購入。"Days go by" が好きで前から買おうと思ってたんだけど、今になってやっと手に入れた。期待通りで満足満足。ドライブのBGMに絶対いいよ。

で、一応セカンドアルバム「One」も出てるんだけど…。視聴してみたら全体的にロックな感じで期待はずれ。ファーストを聴く限りでは、確かにこういう展開もアリっちゃあアリだし、おそらく出来もいいと思うんだけど、僕としてはもっとハウスなサウンドを期待していただけにちょっと残念だ。ハウスなんだけど派手さのないクールで哀愁の漂うボーカルトラック、というのが他のテクノ系にはないDirty Vegasの持ち味だと思うんだけどなぁ。

年明けにThe Chemical Brothersのニューアルバムが発売するのかぁ。知らんかった。

GALVANIZEが視聴できたので聴いてみたけど、結構いい感じだ。前作はアフリカンな曲があったけど、この曲はアラビアンであります。

あ、2月来日か。ファンでありながらライブ行ったことないというのは問題ありだよな。まぁ、問題ありだろうがなんだろうが、普通に行きたいけど。CBってしょっちゅう日本来てるイメージがあるし、一緒に行くやつがいないからつい先送りしてしまう。行動力ないなぁオレ。

てことで、ライブ行こうっかやぁめよっか考え中。

『iPod』ファンが自主制作したCM、ウェブで話題に@Wired Newsより

このムービー、一個人が自主制作したiPodのCMなんだけど、凄くセンスが良い。何でも、高校教師をやってる人が5ヶ月かけて作ったらしい…。プロじゃないのに良くできてるなぁ。

なにより選曲が最高だ。

The Darling Buds の 'Tiny Machine' ていう曲。なるほど、Tiny Machine と iPod を掛けてるわけだ。このバンド、調べてみると、UKのバンドだそうで。あぁなんかChemical Brosの曲にサンプリングされても全然おかしくないよなぁ。UKなロックはどれも通じるものがあるというかなんというか。要は僕的にはストライクゾーンです。

CDあったら買お。


# あれ…。記事が面白かったから、もっとまともな事を書きたかったのに…。