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Good to know.

Monday, December 19, 2005

TGV(その2) 

angouleme_station

そろそろかなと思って待合室から出てテイクアウトの店で惣菜パン?(フランスパンにハムとかチーズとかはさんでるやつ)を買って、凍え死にそうになりながらちょっと待っているとボルドー行きTGV到着の知らせが。

早く室内に入りたいのに1番か2番目くらいに遠い車両…。必死になって小走り。17号車(!)。

乗ってみるとなんだか狭い。通路を挟んで左右に2つずつの席なのに狭い。僕は別に問題ないんだけど、フランス人のみなさんはそんな体がでかいのに窮屈じゃないですかどうですか。2等車両だからしょーがないということなのか。

全席指定なので自分の席を探す。チケットには2つ数字があってどっちが座席番号かよくわからないのでその辺の人に聞く。そしたらその人の隣だったみたいで、ここだと指差して教えてくれた。窓側の席。

TGVからみるフランスの景色は素晴らしい。日本だったら北海道でしか見れないような景色が延々と続く。

日本は沿線に常に街があるか、あるいは遠目に街が必ず見える。街と街の間は必ず人が住んでいるか人の住めない地形(山・谷・etc)がある。
フランスはというと街と街の間には何も無くて、ずーっと平地(草原?)か緩やかな起伏が続いている。たまに気づいたように集落があるくらい。「駅があるところ=街」で、まさに点と線で構成されているという印象。それに比べると日本は住めるところには面で街が広がっているていう感じかな。

ポワティエで乗り換え。荷物置き場に置いてあったスーツケースを取ると、取っ手にヌルっという感触が…。機械のオイル?油っぽい匂いがする。なんじゃこりゃーと思って下を見るとチーズっぽいものがある。誰だよこんなとこでチーズ落としたやつ…。

ポワティエ駅のホームで必死になってスーツケースについたチーズを取る。あーチーズくせー。というわけでこの先は終始チーズ臭い旅行となりました。

乗り換えたTGVではテーブルつきの2x2人向かい合い席。なんなんだろう、席の種類が一貫してない。帰る時のパリ行きTGVでは通路をはさんで向かい合う席だったし。面白いといえば面白いけど。

ところで向かいに座ったおばちゃん…1.5人分の席を占領してるよ…。そんなバリバリお菓子とかあまり食べない方が良いよ。あーなんかクロスワードパズル始めたよ…。
ていうか皆パズル好きだな。通路の向こう側の若者は数独(ナンクロ)やってるし。

てな感じで人間観察しておりましたら学会が開催される(た)アングレームに着きました。

写真はアングレーム駅。
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