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Good to know.

Monday, December 05, 2005

どの言語を使うか 

件のCGAMES2005で、ある方(おそらく教授)にPythonの開発について聞かれた。
彼はPythonで開発した(しようとした?)経験があるらしく、なぜJavaでなくPythonを選んだのか気になったらしい。
僕は小規模開発だし初心者でも扱えるからだということを言ったけど、「Pythonは開発経験者向きじゃないかな。確かにシンプルだけどちょっとAbstract(抽象的?)だよね。」といわれた。

確かにそうかもしれない。いや、その考え方は盲点だと認めざるを得なかった。Javaだって相当数のライブラリがあるし、Cほど煩雑でもない。Cをある程度経験した人は十中八九Pythonの書き方に戸惑う。Pythonでは他の高級言語よりもさらに高級で、親切すぎて自分で何を操作しているのかという実感が湧きにくいかもしれない。

ただ、同時に現在の結果を見ればPythonという選択は成功しているというのも事実だと思う。余計な細かいルールに邪魔されることは少ないし、特有のクセは「慣れる」。設計に近いレベルでコーディングができるのはアイデアを直ぐに形にしたい時には強力な利点だ。

とはいえ、実はPythonという選択は7-8割は趣味だったりする。そんなことは当然言えないけども。

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プログラミングをやってて「なぜその言語を選んだか?」というのは非常に気になるテーマだと思う。殆どはCやC++だのJavaだったりして、理由も当然現実的な答えが返ってくるだろうけど。

それでも中にはSchemeを勉強してるとかHaskellをやってるとかいう人もいて、そういうのはその人の個性が出ているようで興味深い。
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