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Good to know.

Wednesday, March 16, 2005

flickr! 

最近flickrをいじってる。

これは簡単に言えば、画像をみんなでアップロードしてみんなで共有しようぜー、てな感じのサービス。

このサービスの特徴は、家族や友達同士で写真やその情報を共有して話題も共有しようということに重点を置いていること。言わば、画像ベースのSNSみたいな感じかな?

僕の場合はBlogger.comに画像をアップロードできるスペースがないからこのサービスを画像スペースとして利用しはじめたのだけど、単なる画像庫にしておくのはもったいないくらい面白い試みだと思う。

例えば、自分の画像に「タグ(tag)」を付け、同じタグを持つ画像を一度に検索できるという機能は、画像というデータを管理する新たな方法と言えるかもしれない。

写真を管理する一番一般的な方法はアルバムだろう。日付で管理するのが一般的だろうか。アルバムに閉じ込んで、後で「あーあのときはウンタラカンタラ」とかいう感じ。

しかし About Flickr にはこんなことが書いてある。

Once you make the switch to digital, it is all too easy to get overwhelmed with the sheer number of photos you take with that itchy trigger finger. .......


もはや、デジタルカメラ全盛の今ではアルバムという旧式の方法では手におえなくなってきているというわけだ。

そこでFlickrの出した答えは、"make the process of organizing photos collaborative" というアイデア。つまり他の人と共有し、互いにコメントやタグをつけることで、写真をメタデータで管理すればいいじゃないか!ということ。

確かに、本来写真ていうのはみんなで見たほうが面白いし、そうやって写真を見て泣いたり笑ったりていうこと自体がその写真の存在価値というか、その写真がその写真たる所以なのだと思う。そしてその情報を写真の管理に使うというのは実に自然な流れであるように思う。

考えてみれば凄くアナログな方法だ。SNSにしてもそうだけど、扱っている情報自体が非数値的なものだ。もちろんコンピュータによってデータ自体は数値的に扱われるのだけど、コンピュータが認識する以上に、人間は同じデータから多くの情報を認識するという意味で、コンピュータには捉えがたい情報だといえると思う。

「コンピュータで扱うと便利なんだからコンピュータに最適化しよう」というのは古い考えで、データはコンピュータが扱えるものだけど、それは人間が利用する、人間の所有物なのだから「人間のやり方」でやろうというのは古いコテコテのコンピューターギークには無い発想だろうな。

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