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Good to know.

Saturday, May 17, 2003

ここ2日忙しくて更新できなかった。何せ木金とゼミの発表が入ってた上に両方とも一夜漬けで資料を作ったからそれ以外のことは何もできなかった。1日目なんて朝飯兼昼飯を食わずに歩きで学校行ったけど、あれは死ねる。生活リズムを取り戻さねば...。

それはそうと、E3。やはり注目はHalf-life2DoomIIIあたりに集まってるのかな?僕の目にはHalf-life2しか映ってないですが。

このHalf-life2、Movieを見る限りでは凄まじい映像表現だね。物理エンジンにHavokというものを使っているらしく、オブジェクトの挙動が凄くリアル。これが本当にPCで動くのかと思うぐらいに綺麗な映像だし。

ただ、僕が注目したのはNPCの表情が自然だということ。FilePlanetにあるHalf-lifeのE3でのMovieを見てもらえば分かるけど、登場する女性のNPCがニッコリ微笑むのには少しドキッとしてしまった。今までのゲームみたいに普通の顔から微笑んだ表情に瞬時にパッと切り替わってしまうのではなくて、表情の変化自体がアニメーションになっている。ちゃんと自然に瞬きもするし、人間臭さがある。次世代のゲームに向けてのゲームエンジンの格段の進歩を実感させてくれる。

こういった映像表現に力を入れたゲームエンジンの進歩というのは、これから市場の主軸となるゲームがより映画に近くなる、つまり映像やストーリーテリングといったものを売りにしたコンテンツとなっていくことを示唆しているんじゃないんだろうか。もちろんゲームとして面白いということは依然として最も重要な要素でありつづけるだろうし、そうあるべきだと思う。でもそういったゲームとしての側面だけで満足してしまう人はもはやHardcore Gamer扱いで、これから市場の中心となるであろうCasual Gamerを引き込もうと思ったらゲームとして面白いだけでは売れない。必要なのは映像、ストーリー、背景世界の設定、etc.によっていかにプレーヤーに満足できる体験をさせるか、ということになってくる。最近、版権モノやシリーズもののゲームが多いのはこういった背景があるからではないかな。
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