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Good to know.
Sunday, March 12, 2006
arkadaş
普段あまり仲の良くない国に囲まれているせいもあってか、日本人にとって、世界に親日的な国があると言われてもあまりピンとこないかもしれない。
一番仲が良いのはアメリカだと言う人もいるかもしれないけど、それは親日とはちょっと違う。
トルコという国は稀に見る親日国で、エルトゥールル号の件以来、政治的にも国民的にも日本とは友好関係にある。はるか彼方にあって身近に感じてくれているというのはすごく有り難いことだと思う。
2日から10日までそんなトルコ(イスタンブール)に行ってきた。
イスタンブールの観光地、例えばスルタンアフメット地区はすごく客引きが多くて、日本人観光客を見ると「コニチワ!トモダチ!カラスーミアルヨ!…チョットマッテ!」ていう感じで絡んでくる。客引きでなくても、怪しい人々が話し掛けてずっとついて来たりするので、ボッタくられまいと疑心暗鬼になる(笑。
スルタンアフメットの人は基本的に外国人慣れしてるので、普通の人でも「オチマシタ!オチテナーイ(ニヤニヤ)」とからかってくる人もいたりして、なかなか見分けがつかない。この地域だけにいたら本当に親日なんだろうか?と思ってしまうかも。
非観光地区や郊外に行くと一般的なトルコ人の反応が見れる。多くの人はこちらをジロジロ見て気にかけている様子で、時々すれ違いざまに「…ジャポネ…」というのが聞こえてくる。隙を見ては助けてあげようとする人もいて、イスタンブールに着いた直後にメトロやトラム(路面電車)に乗ろうとした時は、立ち止まってる僕らを見て、チケットの買い方や乗り方を教えてくれたりした。子供や若い人は日本人に興味津々で、「ハロー」とか言ったり、知ってる日本語をうれしそうに言ってくる。
一番面白かったのは、イスタンブール郊外にあるカルーセルというショッピングセンターに行った時。アジア人らしき人は全く見当たらない地域で、規模が大きいとはいえ地元の人しか来ないようなショッピングセンター。当然客引きなど存在しないので、むしろ観光地より居心地が良かったかも。
そのショッピングセンターで友達と解散して一人でフラフラとウィンドウショッピング(死語?)をしていたら、女の子2人がこちらの方向に向かって何かを叫んでいる…。僕の後ろにいる誰かに言ってるんだろうなと思いつつ歩いていると、視線がこちらを追っている…。どうやら僕に向かって叫んでいるみたいだった。何を言ってるか分からないので近づいて行って話を聞く(この2人はタトゥー屋か何かだった。別のこともしてたので良く分からない)。話を聞いても、トルコ語を喋っているのでサッパリ分からない。英語とジェスチャーでトルコ語が分からないというようなことを伝えると、それは理解したようだけど、構わずトルコ語で話しつづける。指で目を横に伸ばしたり、メガネがどうのこうのといったことを伝えようとしていて、さらに後ろにある店を指差したりしている。目を横に伸ばしているというのは多分容姿のことを言ってるんだろうなと分かった。誰か他にアジア人がこの店にいるのか?通りすがりのおばちゃんが英語で通訳にならない通訳をしてくれるが"look same"ぐらいしか分からなかった。後で分かったのだけどたぶん一緒にショッピングセンターに行った友達(メガネ着用)がその店にいたらしく、そのことを言ってたみたいだった。同じに見えるー、と。よっぽど日本人が珍しいのか。
その後も話題が変わったらしく、ひたすらキャッキャとトルコ語で話しまくる。ケータイの番号をくれて、何か色々言ってくる。電話してと言ってるのは分かった。「OK?」とか聞いてくるけど、君、トルコ語しか喋んないじゃん。何故か警備員の兄ちゃんが(あまり英語できないのに)通訳として参加しつつ、殆ど成り立たない会話を続けるけど、こちらの言いたいことがあまり伝わらないし、女の子は女の子でトルコ語で喋りまくる。「…(ナントカカントカ)…アルカダァィシ」と、やたら頻繁に「アルカダァィシ」という単語を発するので、こちらが「あるかだぁぃし?」と聞き返すが、そうだという感じで「アルカダァィシ」とオウム返し。その単語がわからんのよ。
その間写真を撮ったり、他にもテクノロジー系の雑誌を持った通りすがりの兄ちゃんを(警備員よりちょっとましな)通訳として交えて会話(??)をした。
その後僕らはショッピングセンターを後にしたのだけど、あの言葉はなんだったんだろう?と後々English-Turkish辞書を調べたら「friend(友達)」の項に「arkadaş」という意味が載っていた。
あのとき「Evet!」と言えなかったのがちょっと悔しくもあったけど、言葉の通じない会話も楽しいものだなと思った。
トルコは住んだら否が応でもたくさん友達ができてしまいそうなとこでした。
一番仲が良いのはアメリカだと言う人もいるかもしれないけど、それは親日とはちょっと違う。
トルコという国は稀に見る親日国で、エルトゥールル号の件以来、政治的にも国民的にも日本とは友好関係にある。はるか彼方にあって身近に感じてくれているというのはすごく有り難いことだと思う。
2日から10日までそんなトルコ(イスタンブール)に行ってきた。
イスタンブールの観光地、例えばスルタンアフメット地区はすごく客引きが多くて、日本人観光客を見ると「コニチワ!トモダチ!カラスーミアルヨ!…チョットマッテ!」ていう感じで絡んでくる。客引きでなくても、怪しい人々が話し掛けてずっとついて来たりするので、ボッタくられまいと疑心暗鬼になる(笑。
スルタンアフメットの人は基本的に外国人慣れしてるので、普通の人でも「オチマシタ!オチテナーイ(ニヤニヤ)」とからかってくる人もいたりして、なかなか見分けがつかない。この地域だけにいたら本当に親日なんだろうか?と思ってしまうかも。
非観光地区や郊外に行くと一般的なトルコ人の反応が見れる。多くの人はこちらをジロジロ見て気にかけている様子で、時々すれ違いざまに「…ジャポネ…」というのが聞こえてくる。隙を見ては助けてあげようとする人もいて、イスタンブールに着いた直後にメトロやトラム(路面電車)に乗ろうとした時は、立ち止まってる僕らを見て、チケットの買い方や乗り方を教えてくれたりした。子供や若い人は日本人に興味津々で、「ハロー」とか言ったり、知ってる日本語をうれしそうに言ってくる。
一番面白かったのは、イスタンブール郊外にあるカルーセルというショッピングセンターに行った時。アジア人らしき人は全く見当たらない地域で、規模が大きいとはいえ地元の人しか来ないようなショッピングセンター。当然客引きなど存在しないので、むしろ観光地より居心地が良かったかも。
そのショッピングセンターで友達と解散して一人でフラフラとウィンドウショッピング(死語?)をしていたら、女の子2人がこちらの方向に向かって何かを叫んでいる…。僕の後ろにいる誰かに言ってるんだろうなと思いつつ歩いていると、視線がこちらを追っている…。どうやら僕に向かって叫んでいるみたいだった。何を言ってるか分からないので近づいて行って話を聞く(この2人はタトゥー屋か何かだった。別のこともしてたので良く分からない)。話を聞いても、トルコ語を喋っているのでサッパリ分からない。英語とジェスチャーでトルコ語が分からないというようなことを伝えると、それは理解したようだけど、構わずトルコ語で話しつづける。指で目を横に伸ばしたり、メガネがどうのこうのといったことを伝えようとしていて、さらに後ろにある店を指差したりしている。目を横に伸ばしているというのは多分容姿のことを言ってるんだろうなと分かった。誰か他にアジア人がこの店にいるのか?通りすがりのおばちゃんが英語で通訳にならない通訳をしてくれるが"look same"ぐらいしか分からなかった。後で分かったのだけどたぶん一緒にショッピングセンターに行った友達(メガネ着用)がその店にいたらしく、そのことを言ってたみたいだった。同じに見えるー、と。よっぽど日本人が珍しいのか。
その後も話題が変わったらしく、ひたすらキャッキャとトルコ語で話しまくる。ケータイの番号をくれて、何か色々言ってくる。電話してと言ってるのは分かった。「OK?」とか聞いてくるけど、君、トルコ語しか喋んないじゃん。何故か警備員の兄ちゃんが(あまり英語できないのに)通訳として参加しつつ、殆ど成り立たない会話を続けるけど、こちらの言いたいことがあまり伝わらないし、女の子は女の子でトルコ語で喋りまくる。「…(ナントカカントカ)…アルカダァィシ」と、やたら頻繁に「アルカダァィシ」という単語を発するので、こちらが「あるかだぁぃし?」と聞き返すが、そうだという感じで「アルカダァィシ」とオウム返し。その単語がわからんのよ。
その間写真を撮ったり、他にもテクノロジー系の雑誌を持った通りすがりの兄ちゃんを(警備員よりちょっとましな)通訳として交えて会話(??)をした。
その後僕らはショッピングセンターを後にしたのだけど、あの言葉はなんだったんだろう?と後々English-Turkish辞書を調べたら「friend(友達)」の項に「arkadaş」という意味が載っていた。
あのとき「Evet!」と言えなかったのがちょっと悔しくもあったけど、言葉の通じない会話も楽しいものだなと思った。
トルコは住んだら否が応でもたくさん友達ができてしまいそうなとこでした。